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無財の七施 笑顔でいる事で人に幸せを施す

2022.07.23

智慧や財力が無くても人に与えることができるもの

「無財の七施」は仏教の言葉です。
慈悲の心を持って他人に財物などを施す「布施」の中で、智慧や財力がなくても見返りのない善行を行うことで、施すことができるのが「無財の七施」です。

無財の七施とは

  1. 眼施 やさしい眼差しを持って人に接する
  2. 和顔施 やさしい微笑みを持って人に接する
  3. 愛語施 思いやりを持った言葉で人に接する
  4. 身施 身を持って思いやりを示す
  5. 心施 心を込めて思いやりを示す
  6. 床座施 人に場所や席を譲る
  7. 房舎施 人に宿泊や休憩の場所を快く提供する。

無財の七施を誰もが行う事ができたら

誰もが笑顔と思いやりのある言葉で人に接したら、皆、心に温もりを感じて過ごすことができるのではないでしょうか?想像するだけで楽しい気持ちになります。
でも簡単な事のようで実行することは困難ですよね。
どうしても自分が優先で自分に余裕がない時はできませんよね。
また自分に余裕があっても周りの目を気にしてできない時もありますよね。
そもそも他人への感謝、思いやりを忘れている時間の方が多いかもしれません。
私は1日1回は7つ全部はまだまだ、できないので、眼施、和顔施、愛語施の3つを朝会う人にするようにしています。
そうすると自分が気持ちよく1日を始めることができます。
そうやって少しずつ気持ちのよい周囲の輪が大きくなっていき、常時「無財の七施」を行う事ができたらいいなあと思います。
「平和は微笑みから始まります。」というマザーテレサの言葉があります。
皆が「無財の七施」を施すことができれば、どんな経済政策より幸福度はあがるでしょう。
誰もが「無財の七施」を施す場所、笑顔と笑顔が繋がる場所の提供ができるようにするには、自分から「無財の七施」を一人でも多く、1秒でも長く施す事ができるように、当社の行動指針は「無財の七施」を実行することを基本としてつくられています。