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BLOGあしあとのかなたに

問いの大事さ

2023.11.05

問いを立て直す

ワークショップについて学んでいると、問いをつくる大事さ、また問いをつくるには、訓練が必要だと感じる。

自分たちが、目的を発見し続けることができないと新しい物を生み出し続けることはできない。

今の日本社会は目的と手段がずれたまま手段が自己目的化し何のためにそれをやっているのか意義が感じられなくなっているのではないだろうか?

戦後、日本が復興、経済成長していく中で、こだわりのあった想いにあふれた目的も、目的を達成していくごとに、次第に目的と手段がずれはじめ、こだわりがとらわれになり、エネルギーが失われていき、手段に没頭して目的の形骸化が起こっているのが、今の日本の社会のように思う。

こだわりの確信はとらわれの始まりであり、どんな流行語も数年後には必ず死語と呼ばれてしまうように、これまで大切だと信じて疑わなかった企業理念や成功法則が知らず知らずのうちに新しい発想を阻害するとらわれに変貌していく認識の固定化を起こしていく。

またこれが、人間関係においても関係性の偏見による固定化を起こしている。

これが、生きづらかの一つの要因だと感じる。

生きづらさを感じている人の方が、とらわれに惑わされずに、社会を観察することができているのではないのではないだろうか?

生きづらさを感じずに、とらわれを疑い続けることが安全、安心にできるように、問いを発する側が、こだわりととらわれを特定すること。そのために何かにとらわれていないか、こだわりはどこにあるか、こだわりはずれていないか、常に観察し、問いの質を高めていく必要がある。

そのように問いを発することができるように、まず練習をしていく必要がある。そして、少しずつ身につけていきたい。