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BLOGあしあとのかなたに

愛を与える事と与えられる事

2023.10.09

シンプルだけど中々できない。

 

スピリチュアルケアについて学んでいる時に、生きていく上で、大切なのは、愛を与える事と与えられる事という言葉があった。

なるほどなあと思った。愛で人に接すること、自分の欲のために人を利用したり比べたりして、嫉妬したり、恨んだり、見下して接する事もあるが、思い返してみると、そんな関係では、お互い経済的損得でつながっているだけで、いい縁にならない。お互いにありのままの自分を尊重しあい受け入れあえる関係にはならないと思う。

愛を与えられることは、どうだろうか?これも損得や貸し借りを考えたり、自尊心が邪魔をして、中々できない。これでは相手はありのままの自分で接してくれずに、身構えて自分に接してくると思う。

自分は愛を与えてもらうこと。人に甘えることが苦手だ。子どもの頃、母が病気がちで一緒にいれる時間が少なく、早く亡くなったので、幼い頃な甘えることができずに、どうやって甘えていいかわからないのがあると思う。それと子どもの頃に母が亡くなって、甘えることより、人は死ぬという現実を直面して、親しくなっても、いつ目の前からいなくなるか、わからない。その時に傷つかないように、人との間に壁をつくっている。ある距離からは、誰も近づけないようにしている。グリーフと向き合い自分を見つめ直すことにより、壁はちょっとずつ壊れかけているが、まだまだ通り抜けるようになるまでは時間がかかる。

最近ようやく、大丈夫でないのに、大丈夫ということは減り、手伝ってと言えるようになり、自分の弱い面も少しずつ人に見せられるようになってきた。ありのままの自分で生きること。受け入れてもらえる事がこれほど、日常を楽しくできるとは思っていなかった。

少しずつでも壁を壊して人に甘えられるようになって

人の愛を素直に受け取れるようになりたい。いずれ老いて誰かのお世話にならないといけないのだから、その時までには、かわいいおじいちゃんになれるようになっていたいと思う。