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BLOGあしあとのかなたに

「知っている力」でなく「感じ取る力」

2023.07.23

必要なものは?

今、ワークショップデザイナーについて学んでいて、オンデマンドの講義の中で、自分らしく、ありのままの自分で生きるために必要なもののヒントになる内容があったので紹介したい。

知識やスキルを身に着けることより、現実の生活の中で色々な事をリフレクションできること。もやもや、とまどう、おやっと思う、ちょっと変と思う。人が5考えるところを10考える。5見えるこころを10見える。人が無視している事、見落とししている事、聴いてあげなかった事を聴くことができるようになることが必要で、身に着けていくには、知識、スキルを身に着けていくだけでなく、哲学として学んでいく必要があるという考えになるほどなあと思った。

共に学び合う関係が同調集団になっていないか、内集団びいきになっていないかを常に意識する必要があり、特に日本は欧米と比べて普段から安心社会で安心を求めるのに、同調を確認し合っている。しかし、それは集団の外には不安を持っていることであり、集団内で不安をまぎらわせている。だから集団から外にでることを嫌がり内集団びいきになる。これが察する気配り、むら社会の悪い側面になっているように感じる。

これを信頼社会に変えていくには、他者を未知なるものと考えることであるが、今、安定しているから、信頼社会に変えていくのは難しい。変えていくには、三人称的自己で自分を見ているのに気づくことである。自分を外的レッテル、枠組で保証している。見かけの活動、ふるまいで一見いいように見えるが、本当に自分自身が何を考えるか、本当の自分を見つめることができていない。自立することは、自己主張→議論(この議論を大事にする)→まとまらないことを大事にする→大きな同意した方向性に対し独自の参加、自分の貢献できることを見つける(役割分担ではない)。

あなたはあなたらしいやり方で世の中に貢献する気づきを得ることができる。自分の中から沸き起こってくるものを大事にしようとしっかり考えることのできる場。そのためには、気づかい、気づきの力が大切である。仲良しクラブの同調集団でなく、人の良いこところを見つけ合う。お互いに尊重しあう事ができれば、そこから世の中に貢献していくような事が生み出せる。

本来のリーダーシップの働きは原初的動機付けができること。それには何が本当とされているのかとの公的に認められている知識ではなく、生々しい世界、面白みが感じられるように、目の前の人ともっと深く関われるように感覚で物事を感じることが必要である。

自分を三人称的自己でなく、一人称的自己でみれるようになるように、哲学についても学びを深めていきたい。