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BLOGあしあとのかなたに

アサーション

2023.06.11

アサーションによる対話

生きづらさの解決のポイントに対話があると感じ対話について学ぶ機会があれば、できるだけ参加するようにしています。その中でアサーションを知りました。
アサーションとは、自分も相手も大切にする自己表現で、日頃の人間関係において、自分の言いたいことを大切にして表現すると同時に、相手が伝えたいことも大切にして理解しようとするコミュニケーションです。相手と気持ちや考えが一致することの方が稀で、葛藤が起こることの方が多いと思います。葛藤を避ければ、生きにくさを感じるようになります。自分も相手も素直な気持ちを伝えあい、さわやかな解決を得ようとする考え方、方法です。

多様性のない社会

今、多様性が求められています。しかし、少子化、核家族化により、他人とあう機会はどんどん減っていっています。小学校から中学校までクラスメイトが変わらない、自分を取り巻く周囲の大人も変わらない。お互いに暗黙に察する形が出来上がってしまっていて、対話する必要のない環境で育っているの子どもが増えていると思います。
それが社会に出て、いきなり多様性を求められ、自分の意見を言い、相手の意見を傾聴し、合意形成をすることを求められても、大人になるまでに、そのような経験が乏しい子どもは、そこで社会についていけなくなり、生きづらさを感じるようになるのではないかと感じます。
とは、いえ、少子化はすぐに解決する問題ではありません。今の現実を直視し、社会が求めている事と、子どもを取り巻く環境のギャップを認識し、社会でギャップを埋めていく方法を考えていく必要があると思います。
アサーションを学ぶ場をつくる事も一つの方法だと思います。
子どもは社会で育てる。今こそ、その気持ちを大事にしたいです。