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BLOGあしあとのかなたに

グリーフが辛くなる時

2023.06.04

突然のフラッシュバック

母が亡くなって40年近く、兄が亡くなって8年、最近はグリーフによる小さな心の振れはあるが、動揺するほどのグリーフによる心の大きな振れはなかったが、打合せに行った建物の隣が小学校で、丁度、運動会があっていて、歓声の声、音楽、案内放送、子どもを応援している人の耳、目からの情報で、急に心がドキドキして不安定になってしまった。
小学6年の時の、母が亡くなった後の誰も観に来てくれない運動会がなぜか、鮮明に脳裏によみがえり、先生や友達、友達の両親に慰めや励ましの言葉をかけられれば、かけられるほど、周囲に心を閉ざしていった事を思い出し、急に誰とも話したくない、一人でいたいという気持ちにおそわれた。

グリーフは消えない

あらためてグリーフは消えることはないんだと感じた。それをいい面で考えると、故人をいつまでも忘れることはないということだろうか。しかし、思い出し方によっては、辛い気持ちになる。消えないグリーフとうまく付き合っていくしかないんだとあらためて認識をし直した。
グリーグで大きく気持ちが揺れる時は、根源にある悲嘆の気持ちを立ち止まって、ゆっくり振り返り、受け止めて、グリーフとうまく付き合うことによって、自分の中で故人の生きた証、今も繋がり続けている縁を感じ、いい縁を次に繋いでいけるようにしていきたい。