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フォルケホイスコーレ

2023.04.16

あったらいいなと思うコミ二ティの形があった

フォルケホイスコーレを知った時、これは自分がつくりたかったコュニティ、人のつながりだと感じ、すでに世の中に仕組みがあって実践している社会がある事に嬉しさがこみ上げてきました。幸福度の高い国には、幸福度が高くなる仕組みがあるんだなあと感じました。
フォルケホイスコーレはデンマークを中心とした北欧の全寮制の学校で元々、国民の民主主義的思想を育てるために作られたそうです。
若者からキャリアの見直しを目的で来る大人まで様々なバックグランドを持つ人が学んでいます。
試験や成績が一切ないこと、民主主義的思考を育てる場であること、知の欲求をみたす場であるという特徴があります。

民主主義が成り立たせる信頼

信頼を醸成するためのカギは
・情報をオープンにする。シェアする。
・本音で対話する。
(親子で家族で同僚や上司と、自治体や国と等々あらゆる他人と)
・大事なことを議論することから避けない
(批判的な分析を受け入れる。)
・今ここを大事にして大事なことを端おらない
・一人で背負いこまない。任せる。頼る。分ける。

サラリーマン時代の私は全く真逆だったかと思います。真逆だったから会社からは評価されましたが、心にぽっかり満たされない何かを感じていたと思います。
大人が仕事をしないで、自分の暮らしや生き方と向き合おうとすると、ドロップアウトしたとか、落伍者だとかの批判の言葉を浴びせられる事もあるかと思います。私もそのような言葉を言われたことがあります。
日本には積極的に立ち止まり、能動的に迷う時の選択肢が少ないと感じます。
社会のペースから少し外れて、自分の暮らしや将来、幸せについて立ち止まって考える時間を持っつたことで、私は今ここに幸福を感じることができています。
デンマークに比べて日本の幸福度が低いのは生き辛さを抱えているときに社会が積極的に立ち止まることを受け入れていないことにも原因があるように感じます。
立ち止まり、ゆっくり自分の心の声とゆっくり向き合い、信頼関係を築ける人との縁を中心にまた歩き始めることは大事だと思います。