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BLOGあしあとのかなたに

3月31日実母の祥月命日

2023.04.02

1年で一番気持ちが揺れ動く日

3月31日は実母の祥月命日です。母が亡くなったのは、私が11歳の時ですので、日常で思い出す事は少なくなりましたが、毎年3月31日が近づくと気持ちが揺れ動きます。今年は3月31日に母にどんな言葉をかけれるだろうかと自分で自分の気持ちをコントロールできない状態で毎年、当日を迎えます。

縁をつなでいでいく

母は体が弱く私を産むことは母の命が危険であると医者にとめられたのにも関わらず私を産んでくれました。母は私の出産の影響もあり、私が11歳の時に39歳で亡くなりました。
もし、私を産まなければ母はまだ生きていたかもしれません。母が自分を犠牲にしてまで産んでくれたのだから、社会に貢献できる人間にならなければいけない。反対に自分を産まずに母が生きていた方がよっぽど社会の役に立ったのではないか。自分は母の命を犠牲にしてまで生まれてくる価値はなかった。母も生んだ後、後悔していたのではないだろうか、等々、様々な気持ちを抱えて生きてきました。
最近、人は死んだ後に何を残せるかとの問いに縁という答えを教えてもらいました。人だけでなく生きとし生きるもの、地球すべてが尊重されよき未来に向かって繋がっていく。そのような縁を残していくことが大切だと学びました。私がそうすることにより母の命はよい縁のつながりになり、母が生きた証が残ると感じます。
母は人生のもたらす人との出逢いの素晴らしさを、そして生命あるものをいとおしむことをいつか、ともに語れるように、との言葉を遺してくれています。
そのように感じられる縁を遺していきます。そうすることに母と私、そして未来の生きとし生けるものが良縁にて繋がることを願います。
今年はようやく、産んでくれてありがとうございます。と言えそうです。