人に頼ることができない

キャパを超えているのに

１人で処理できるキャパを超えていると、周りは心配してくれています。だけど頼らずにいつも以上に笑顔で、しんどい気持ちを周りに気づかれないよう頑張ってしまう。私もずっと母が子供の頃に亡くなってから、そうしてきました。

何故周りに頼れないのだろう

グリーフと向き合うようになってから、何故、自分は人に頼れないのかが、なんとなくわかってきました。
「頼り方、人との距離感がわからない」「頼りにしても、いつかいなくなる。」
母が子供の頃に亡くなったことにより、親に甘えたい時に、充分甘えることができずに、人に対する甘え方がわからない。また頼りにしていた母が亡くなった事により、頼りにしても明日、突然、自分の前からいなくなってるかも知れない。そうなって傷つきたくないから、距離をおこうという気持ちが人と接する上で常にあったことを理解することができました。

私のように、死別を経験したものでなくても、親に過度に期待され厳しく育てられた人、また親が仕事等の事情で本当に辛い時に助けてもらえなかった人も私と同じように人に頼れないという人が多いことにも気づきました。

ありのままの自分を受け入れて

私は今、ありのままの自分、ありのままの自分を受け入れてくれる場所に気づくお手伝いをしたい。と事業をしています。その中で気づいた事があります。
ありのままの自分で、相手にいてもらうには、自分が相手をありのままで受け入れる必要があります。
そのためには、まず自分自身をありのままに受け入れる。自分への執着をなくすことが必要だと感じるようになりました。
少しずつですが、人に頼れない自分、その原因となっていることも、つつみ隠さず人にみせれるようになってきました。そうすると不思議と人に頼るとういか、任せることができるようになってきています。
まず自分を見つめ直し、頑張っている自分をねぎらってやり、その自分をそのまま受け入れてやることが必要だと感じています。