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BLOGあしあとのかなたに

どん底でわかる人間関係

2022.10.23

急変した立場と人間関係

私は仕事で自分の立場の急変を2回経験しました。
1回目は会社が不良債権を抱え信用不安になった時、2回目は私の職位が急に降下した時でした。
2回とも、それまで一緒に仕事が終わってよく飲みにいっていた会社の同僚、取引先は自分の周りからいなくなりました。また自分の意見に賛同してくれたいた人も自分を避けるようになりました。
特に2回目の職位の降下は理由もはっきりせずに考課者の感情的なものを感じる面もあり、私と一緒にいると自分も巻き込まれるでないかと自分を避ける人、中には今まで私に迎合していたのに急にマウントしてくる人等、態度を急変させた人が多かったです。
当時は何で自分がこんな目にあわないといけないのかという怒りと急に目標を失う喪失感で夜も眠れず、日中でも
動悸が激しくこのまま精神的に回復することなく、おかしくなってしまうのでないかと思うほどの精神状態でしたので、今まで周囲にいた人の態度の急変はこたえました。
今にして思えば、周囲にいた人は仕事での利害関係で自分と一緒にいれば利益があるので私を取り巻いていたので私と一緒にいれば損すると思った時は、離れていくのが当然で、何でこんな簡単なことに気づかず過ごしていたんだろうと違った自分が意味で情けなくなります。
私が逆の立場だったら同じように接していたかと思います。

立場、関係を変えなかった人たち

反対に自分の立場が悪くなるのに、私への態度を全く変えない人、むしろ精神的に参っている私を支えてくれる人もいました。
日頃から言葉に惑わされずに行動を見て人間性を見ることができ、自分の仕事の利害でなく、人間性をみて人との
関係性をきづいている人でした。
そんな人に認めてもらえる行動が私に少しでもあったのが救いになりました。

今にして思えば、この2回の経験は
私が仕事での人間関係を地位や立場で人を見ていたから同じよう人が私の周囲を取り巻いていたと気づくことができました。
良縁になる人との関係性を学ぶことができました。
人間関係の棚卸しが少しでも早くできてよかったと思えるようになりました。

今は自分の損得でなく、尊敬できる人かどうかで付き合うようにしています。
そうすると良縁が良縁を呼び、人の縁に恵まれるようになりました。