自傷行為はいのちに関わる危険が低いは本当か
言葉の部分理解のこわさ
JSCP(いのちを支える自殺対策推進センター)が分析した、①消防庁の救急搬送人員データや②「自傷・自殺未遂レジストリ(JA-RSA)」の2025年報告書などを基に、若年層の「自損行為」の実態と、自傷や自殺未遂をされた方への支援の現状をまとめられた記事を公開されました。
自傷行為による救急搬送は0〜19歳で2016年から2023年の7年間で2.5倍に増えています。
0〜19歳の女性の自殺死亡率は2016年から2023年の7年間で2.5倍に増えています。
子ども、若者の自殺者が増えている背景に、当然のように自傷、自殺未遂が増え続けているていう事が数値でも明らかになっています。
特別な環境にいる子ども、若者が自殺でなくなるのでなく、どの子ども、若者も自殺のリスクに晒されていると感じます。
私が接する中からは、周囲からしたら手がかからない子ども、若者が突然自ら生命を絶つ事が増えているように感じます。周囲には期待されている姿を見せ続け、自分の内側に様々な感情を向けて自傷行為で平静を保っている。周りからすれば自殺へのプロセスがみえないので、ある日突然と感じるような、そんなケースが増えているのでないかと感じています。
また自傷行為は今、生きるために必要という言葉が一人歩きして、自傷行為を認める事が若者を理解しているというような風潮を最近感じています。
生きるために必要といえるのは、伴走でも介入でも支援している人がいえるのであって、支援していなければ、自殺へのハードルを下げている行為であるという事をもっと子ども、若者に関わる人は認識しなければならないと感じます。
