映画「私は憎まない」を観て
誰を憎めばいい
「私は憎まない」の自主上映会を観に行きました。上映の後に配給会社の代表も来場されて参加者で感想をシェアする場があり、私が知らない世界の様々な国の事実、など深く考える事ができる場になりました。
私は映画の中で家族を無惨に殺害された女性がインタビューで「憎みますか」との問いに「誰を」と答えたのが深く心に響きました。
映画を観れば怒りが込み上げてきます。でも相手は人でなく実体が大きすぎて見えない政治のしくみ、思惑で、決して一人一人の人ではないのだと思います。そう考えると問題が大きすぎて絶望感しかでてこなくなります。
自分にできる事。生まれた所や皮膚や眼の色で固定観念を持たずに、人として一人一人と向き合う事。そして傍観はせずにNOは発信し続ける事だと感じました。
