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大人はよかれと余計なことをしている

2025.06.01

大人のよかれは発育のさまたげ

校則の見直しを生徒主体で行った中学校の先生、生徒の話しを聴く機会がありました。
大人が子どもだけでは無理と決めつけ口出しをする。一度失敗すれば主導権を子どもから取ってしまい、言う通りに動いてもらう。これではいつまでたっても子どもたちは自分に自信がもてないし、指示がないと動かないようにしか育たない。
子どもたちに失敗してもいい雰囲気づくりと裏方で大人にしかできない申請などの手続きをやって、本題は子どもたちで多数決でなく、対話により共創でつくりあげてもらう。子ども達は充分に成し遂げる力を持っていると感じたし、それを妨げているのはよかれと思ってする大人の余計なお世話だとつくづく思いました。
余計なお世話は自分の時代遅れの価値観の押し付けでしかない事は肝に銘じたいです。
でもこのように子どもに任せてやらせるには、時間の余白が大人、子どもともに必要だとも思いました。
子どもに余計なお世話を焼く時間を自分たちの業務の効率化に向けて時間の余白をつくり、子どもたちと余裕を持って接する。こちらの方がいいと思います。