若者にどんな今をみせてきたか
夢はある、でもそこにいる人は
最近、就活をはじめる時期の大学生と話していて、心にグサッとくる痛みの感情を感じることがよくある。
社会貢献したい、そのためにやりたい仕事はある。でも会社組織の人間関係がこわい。いいイメージがわいてこないという学生が多くいる。
社会を繋いでいく、これから、さまざまな経験し、様々な多様性と調和を生み出す若者達が、夢がある若者たちが、社会システムに希望を失っている。
自分を含め自分たちの世代は、いったい、どんな姿を若者にみせてきたのだろうか
なかった事にする。みてみぬふりをする。目立たないように無難にやりすごす。多数に上手にまきこまれて
いく。こうしないと社会ではやっていけない。多くの若者に感じさせているのは、これ以外にもたくさんあるだろう
生活のためも、当然必要。でもそれだけではない。
生きるため、命の素晴らしさを感じるため、もっともっと若者にみせる姿はたくさんあるはず。それを
自分を、本当にやりたいことを犠牲にする姿をみせるのでなく、生きる素晴らしさをもっと若者がうらやましくなるような、早く社会にでたいと思えるような、そんか今ここを過ごしていきたいと心の痛みとともに感じる。