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BLOGあしあとのかなたに

誹謗中傷

2025.01.26

なぜここまで尊厳を踏みにじるのか

兵庫県知事を巡る一連の誹謗中傷でまた自死者が出た。兵庫県警から拡散されているような事実はないと本来、捜査に関して公表することは好ましくない警察から公表されるという異常な事態である。
今回も自ら生命を絶った人にさらに追い打ちをかける誹謗中傷であった。
あらゆる生命に尊厳はある。それを踏みにじってまで主張する行為に怒りを感じる。
発信の起点になっている方に対して何らかの厳しい法的措置があることを希望する。
このような発信に正義を感じ拡散してしまう心理はどうしておこるのだろうか

多数決の弊害

多数決で物事を決めるのは民主的であると感じるが、これは少数の意見を排他している側面もある。
問題の本質を考えるのでなく、自分の主張を通すために数をあつめ、数が集まればそれが通る。抹殺された少数の声が多数あると思う。それにより様々な傷を負った人は数の権力に対する反発心があり、多数の権力が決めた事には正義はない、その事を暴きたいと思う人もいると思う。そこにも,拡散していく要因があるように思う。
正義の反対は別の正義である。特に多数の側がこれを肝に銘じる必要があると思う。
クリティカルシンキングを学ぶ必要が、私を含めた全世代の日本人に必要ではないだろうか
このニュースも連日取り上げられることなく、テレビ局の性接待報道が連日行われている。これも最初は報道せずに、報道しだすと一斉に報道し、しかも問題の本質より、某テレビ局の幹部の人格否定になっている。悪者をつくって問題の本質を意図的にさけているのか視聴率が取れればいいのか、真意はわからないが、この姿勢が誹謗中傷をつくっていっている認識はあるのだろうか
個、弱者の尊厳を自分、集団の利益が絡んだ時に、平気で軽くあつかっている事、これが次から次に他の意見を聞き入れられない強い正義をつくっている事にきづくべきである。
今回、亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げると共に、残された家族に喪失をケアできる時間が与えられることを願います。