正義の反対は別の正義
正義の反対は
お寺の掲示版でなるほどと思う掲示があった。
正義の反対は「悪」と誰でも簡単に答えるだろう。
そんなに世の中単純でない。立ち位置が変われば自分の思う正義は変わる。
その思いが強ければ強いほど、自分の正義が受け入れられないものは悪になる。
でも反対の立場からしたら自分が正義で私が悪になる。
どちらも正義だから譲れないし、譲ってはいけないと感じる。
これが争いの種を、そしてそこに巻き込まれる無数の立場の弱い、関係ない人がいる。
正義は無数にある。一つではない。
数を減らしていくには、もっともっと広い、高い視野から物事をみていいけなければならないし、多様なものの見方ができないといけないと感じる。
正義の反対は別の正義。
自分に言い聞かせたい言葉である。