笑顔で元気よく挨拶しよう
小学校でよくみかける掲示
小学校に行くと「元気で笑顔で挨拶しよう」という掲示をよくみかける。掲示だけでなく、挨拶月間をつくって日々、できたかチェックする期間がある学校もある。
私も会社のミッション6の方針は、仏教の無財の七施を自分の指針として6個にまとめているので、人に笑顔で接することは大切だと思っているし、特に立場が上の人が下の人に不機嫌な態度をみせるのは犯罪だと感じているので、元気で笑顔で挨拶することもされることも幸せな気持ちになれるので大切なことだと感じている。
しかし、小学校の掲示をみると違和感を感じる。なぜだろうか、原因はよく自分でもわからないが、元気で笑顔でいることを強制されているように思えるからだと思う。
昨日の夜、一緒にずっと暮らしてきたワンちゃんが亡くなったかもしれない。お父さんとお母さんの離婚が決まったのかもしれない。笑うどころか泣きたいのを必死で我慢して学校にきている子もいると思う。それを隠して、学校で人とあったら元気で笑顔で挨拶しないといけないのだろうか
ありのままの自分を表現すること。泣いたり怒ったり、そんな感情を認めてあげること、受け入れてあげることが先のような気がする。