普通に接する
当たり前の日常会話
自身の不登校の経験を漫画でかかれている棚園正一さんの講演会に行きました。当事者が語る言葉は多くの気づきを与えてくれます。その中ではっとさせられたのは、一番助かったのは、普通に話してくれる人、普通に雑談をしてくれる人、腫れ物にさわるように気をつかったり、無理やり学校にいかせようとせず、ありのままを受け入れ何事もないように接する。そうすることで、自分はここにいていいんだという安心感をえることができるという言葉でした。
どうしても寄り添うのでなく、支援しよう、何とかしようと力が入ると、特別なことをしなければならないと思い込みがちですが、そうすることは当事者の居場所をなくしているんだと改めて感じました。
待つことも、自分の期待するようになることを伝えて待つことは、当時者には試練を与えるだけです。どう変化していくのか、答えをもたずに待つことが大切で、その寛容さがあれば、ごく普通に接することができるかなあ