母の祥月命日(母の遺してくれた言葉)
息子たちよ
3月31日は私が小学校5年生の時に亡くなった母の祥月命日です。この日が近づくと毎年、様々な感情が自分の中に起こります。しかし、今年も色々な事を思い出しますが、なぜか心は母の温もりを感じています。
母が遺してくれた言葉。この言葉の意味はようやく心で感じられるようになってきたように感じます。
この言葉があったから、ここまで進んでこれたし、母がいつも一緒にいるように感じることができます。
多くの人にこの詩のように生きてほしいと思いますので母の詩を紹介させてください。
息子たちよ
母さんは きっと 元気になります。
あなた方を もう一度 膝にのせ
母さんの青春の歌を
母さんの青春の話を
歌い 語ってあげます。
息子たちよ
母さんとの想い出を あなた方に
まだ 何一つ残してはいません
あなた方に
音楽のもたらす喜びを
本を読む味わいを
頂に登った時の すがすがしさを
そして 糸島 の 海 の素晴らしさを
風の優しさを
まだ何一つ教えてはいません。
だから 母さんは
きっと元気になります。
そして 一番大事な
父さんとの出逢いを
話しましょう。
人生のもたらす
人との出逢いの素晴らしさを
そして 生命あるものを いとおしむことを
いつか ともに かたれるように
息子たちよ
母さんは きっと 元気になります。
それでも 叶わなかったなら
命を与えたことだけですが、
許してください。