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BLOGあしあとのかなたに

かごめ

2023.07.02

無関心な他人の死が身近な人の死になった時

友達に優里さんの「かごめ」という歌をすすめられて聴いてみました。とても心に突き刺さる歌で、でも最後はだからこそ前に進もうと思える曲でした。
電車の人身事故でダイヤが乱れても、人の死へは無関心で、電車が遅れる事に苛立ちを感じていたが、その人身事故が身近な人の死であった時の心の中を表現された曲です。

心に突き刺さる歌詞

「軋んだ身体が叫ぶ声に
耳も傾けずににべもなし
愛する人だけ守れりゃ良い
他人を蹴落とせどこれが正義など
なんと小さな人でしょうか」
(優里 かごめ 歌詞より)

自分と自分と親しい人がよければ、他人はどうでもいい。物欲主義の経済中心の社会に生きていれば自分でもきづかない内にこんな考えが自分に沁みついてしまっているのはないか。胸に刺さる歌詞です。

「血も涙も流れるのに心のまま動けないのは
壊れる事に慣れたから思いのまま使われるのさ」
(優里 かごめ 歌詞より)

心を失っているわけではない。でも欲に動かされることに慣れてしまっている自分自身を暴かれている気持ちになります。

でも生きる

「俺が生きてるこの世界じゃ見向きもされない
飛び込んだとしても誰も悲しまぬなら
俺は俺らしく生きてやろう
泥水の中で
高く高く
飛べたらいいな」
(優里 かごめ 歌詞より)

他人には無関心で、心を感じるより、欲のまま生きたほうが楽だけど、でも自分らしく生きたいと最後には勇気をもらえます。
今、生きづらさを抱えている人がどん底で光を感じることができるかもしれません。一度聴いてみては如何でしょうか