一期一会(継母の祥月命日で思う事)
12月25日
このブログを公開する12月25日は私の継母の祥月命日です。
継母が亡くなって13年がたちます。
亡くなった年の秋に乳がんが見つかり、すでに転移もしており、手術もできない末期の状態でした。
抗がん剤治療で半年は生きられるだろうとの病院の見解でした。
まだ時間があると思い、私は実家を離れて車で2時間程度離れていたところにいたので、仕事で近くまで行ったときに病院に見舞いに行っていました。
仕事が休みになって年末年始の休みにゆっくり時間をとってあいに行こうと考えていました。
ところが、抗がん剤の副作用で容態が急変、連絡をもらい駆け付けた時には、すでに息を引き取っていました。
一期一会
最後にあった時は私は出張で病院の近くまできていて仕事が終わってから病院に寄ったので20時くらいだったと思います。継母はもう消灯して寝ていました。私がきたのに気づいて起きようとしましたが、
「仕事がこっちに来たから寄ってみた。また年末年始ゆっくりくるから」
と言って病室をすぐに出ました。
これが継母との最後の会話になりました。
まだ半年時間があると思っていたから
時間がないと知っていたら
もっとゆっくり話す時間を取れたのにと悔やみました。
今、思う事は諸行無常でいつ何がおこるかわかりません。
日常に追われて大事なことの優先順位を忘れていたし、今ここの時間の大切さを軽んじていた自分に気づかされます。
12月25日は一期一会を自分の心に問い直す日です。