利他
自利利他
利他は私の人生の問いです。
母が私を産んだら自分が死ぬ可能性が高く、産むことを医者にとめられたのに私を産む決断をしてくれました。
それによりいのちを短くして、私が小学生の時に母は亡くなりました。
なぜ自分のいのちにかえてまで産む決断をしてくれたのだろう
利他の気持ちが心の奥で感じることができた時に、私の心にぽっかり空いた穴が埋まるような気がしています。
自利は自らの悟りのために、修行し努力すること。
利他は他の人の救済のために尽くすこと。
悟れば、自らを顧みず利他を行えるのだろうか、どんな境地なんだろう、自分はそこに行く事ができるのだろうか
そんなことを考えています。
自利自利、利他利他
私の行いは建前は世間のためにというもののやはり自分がかわいいので、結局自らの利益を考えているので自利利他でなく、自利自利だと思います。
意識して人に奉仕しても、自らに偽りがあるので長く続けていくことはできません。利他利他になっていると思います。
どうすれば自利利他になれるだろうか
偶然を受け止め、偶然の中を懸命に生きることによって、自己の能力に対する過信をいましめ、自己の存在の否定性を凝視する。その先で、他者に開かれ、未来の可能性に向かって生きることができる。この時の生きるは自分の肉体が生きるでなく、すべてが一体になって自分はその細胞の一つである感覚なんだろうかと思います。
頭で知識として考えるのでなく、心の奥に感じることが大事だと感じます。
せっかく与えてもらったいのち。自利利他を行える人になりたいです。